「畑ヨガ&おやさい収穫」で伝えたかった事。

今日は「畑ヨガ&おやさい収穫」に参加してくれた皆さんありがとうございました。ヨガの会場のコンディションをもっと良くしたい。収獲用の野菜をもっと大きく育てたかった。などつい考えてしまいますが、皆さんの笑顔が見れてホッとしました。

今回の畑ヨガで参加者の皆さんに伝えたいことがありました。しかし暑さと早く畑ヨガを体験してほしいという気持ちのため、そうせずにイベントを始めてしまいました。これからその話さなかったことを書こうと思います。内田樹さんの言葉に「農業は里山という生産環境を定常的に維持する」そして「里山の機能は、文明と自然の間にあって両者を架橋する緩衝帯である」とあります。つまり農業は自然と文明のバランスを取る役割を担っていて、文明が自然を破壊するときはそれをなだめ、自然が文明を侵略してきたらそれを押しとどめる力があるということです。畑は普段皆さんが生活している場とは異なります。かといって全くの自然でもない、中間的な場所です。今回のようにその畑でヨガや収穫体験することにより、日常とはちょっと異なる場で、少し非日常を味わってもらえたらいいなと感じてます。晴耕雨読も文明と自然の間の緩衝帯でありたい、そして気軽に訪れることができる場でもありたい。そんなことを伝えたかったのです。

晴耕雨読